ホーンが鳴らないと入庫のニッサンシルフィー。「ホーン本体かな」と思いながら点検すると、なんとハンドルのスパイラルケーブルASSYに行きつきました。お客さんの了解を得て、部品を注文。部品入荷後に、交換すると、ホーンは正常に鳴るようになりました。交換した部品をお客さんに見せて、「この部品のどこかで断線がありました。」と説明すると「ホホー」という感じで感心して頂けましたが、写真を撮るのを忘れました。

その後、断線箇所を見るため、ばらしてみました。ばらした後の写真しかありませんが、2つ目の写真がスパイラルケーブルASSYを分解した写真です。その写真の下のほうに、くねくねしたスパイラルケーブルが写っています。このどこかで断線があるようですが、見た目ではまったく分かりません。

そして、10本近く配線があるケーブルを順番に導通確認していくと、6本目で断線あり。しかしまだ、どこで断線しているかさっぱり分かりません。さらに長手方向で範囲を狭めて、1cmくらいの範囲まで絞ったのが、3枚目の写真です(水色ぺんで囲ったところ)。しかし目視では全く分かりません。「もしかしたらスジがあるかも」くらいはありましたが気のせいかもしれません。しかし、くねくねしたら、ときどき導通したりしたので断線(接触不良)しているのでしょう。断線箇所はこんな程度なんですね。