■ブレーキの日常点検(H17年3月作成)
ブレーキはある意味、エンジンよりも重要な部品かもしれません。お客様から安全に関する お問い合わせをよく頂きますので、日頃できる簡単なチェック方法をご紹介します。
■ブレーキオイル
ブレーキペダルを踏むと、ブレーキパッドが「タイヤと一体で回転 するブレーキローター」を締め付けるので、ブレーキがかかります。 足でペダルを踏んだ力をパッドまで伝える大事な役目を果たして いるのが、ブレーキオイルです。
ブレーキオイルはボンネットの中の、リザーブタンクを チェックすることで状態を見ることが出来ます。 蓋のどこかにBRAKE FLUIDという文字を含んで いるものが多いので、探してみてください。
新しいブレーキオイルはサラダオイルのような色をしています。 茶色っぽくなってきていたら不具合が起こってくる可能性があるので、 交換してください。量はMAXとMINの間にあるのが正常です。
■ブレーキロータ
タイヤと一体で回転 するブレーキローターは、タイヤホイールの穴から中を覗くと 一部分ですが見ることが出来ます。
ブレーキペダルを踏んだときに足先に ブルブルする振動があるときは、 このブレーキロータの表面に凸凹が あるかもしれません。また、ロータにスジや段差があるときは、 キーキー音が出やすくなります。
■警告灯
ブレーキの警告灯は、サイドブレーキを 引くと点灯します。サイドブレーキを解除して いるのに点灯しているときは、異常を伝えて いますので、整備工場で点検を受けてください。