「リコール」という言葉をご存知でしょうか。ネットやテレビのニュースでよく聞くけれども、キチンと意味を説明できる方は少ないのではないでしょうか。ここではリコールはどのような状態になったら行われるものか、自分の車のチェック方法、リコール対象になった場合の対処方法などをお伝えしていきます。
■リコール制度について(H13年6月作成)
リコールとはメーカーが国に届け出を提出し、無償で車を修理する制度です。メーカーが無償で修理するのはリコールだけではありませんが、名誉とお金をかけてまでするリコールはかなり重大なものだと考えてください。愛車が対象になっていると分かった時には、最寄のディーラーに連絡してください。カーポートではディーラーへの持込代行も行っておりますので、心配な場合はご相談ください。
リコール 無償修理 | 安全・公害防止の上で法(保安基準)に不適となる設計・製造上の不具合があるとき。 ※法令により国に届出義務 |
改善対策 無償修理 | 法(保安基準)には適合だが安全・公害防止の上で設計・製造上の不具合があるとき。 ※通達により国に届出義務 |
その他 有償修理 | 壊れやすいと判明した部品を改良し整備の必要が発生したときに修理 ※届出義務無し |
■リコール件数について
社会的関心が高まっているせいでしょうか、自動車のリコール件数が増えています。1件のリコールで数万台が対象になることも在ります。あなたの愛車は大丈夫ですか?
2000年 | 1999年 | 1998年 |
|
トヨタ | 13 | 7 | 8 |
日産 | 11 | 5 | 9 |
三菱 | 29 | 2 | 4 |
ホンダ | 10 | 4 | 5 |
マツダ | 10 | 8 | 12 |
■チェックするには
メーカーはリコール対象の通知を車検証の住所に送ってきます。引越し後住所変更をしていない方は注意が必要です。また、中古車を購入した場合は入手以前のリコールに関して通知は来ないので気をつけてください。対象車はホームページや客室相談室で調べることができます。
調べる際には、必ず車検証を手元において調べてください。対象車種でも製造年月日によっては対象に入っていないことも在りますので、車体番号に注意してください。
①インターネットで調べる
【国土交通省】
外車も含め、全ての届出が検索できます。リコール内容も詳しく出ているのでお勧めです。
【各メーカーホームページ】
各メーカーの対応などが出ていることが多いようです。
②電話で問い合わせる
客室相談室 |
|
トヨタ | 0120-462000 |
ニッサン | 0120-315232 |
三菱 | 0120-324860 |
ホンダ | 0120-112010 |
マツダ | 0120-386919 |
イスズ | 03-5471-1188 |
スバル | 0120-052215 |
ダイハツ | 0070-800-874040 |
スズキ | 053-440-2253 |
■自動車メーカー |
トヨタ 日産 ホンダ 三菱自動車 マツダ スズキ イスズ ダイハツ スバル |