■エコカーの特徴・種類について(H29年6月作成、H30年一部修正)
エコカーとはマフラーからの排出ガスが綺麗で、燃費のいい車のことをいい、環境に優しい車を指します。日本では、エコカーと聞いてまず頭に浮かぶのはハイブリットカーではないでしょうか。一昔前までエコカーと聞くと何となく先進的なイメージや心なしか敷居が高いイメージがありました。しかし、近年ではエコカーの存在が加速的に大きくなり、従来のガソリン車の存在を脅かすところまで来ています。ここではエコカーのメリット・デメリットやそれぞれのエコカーの特徴などについて表にしてご説明します。
エコカーのメリット・デメリット
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・排出ガスが少ない、または0!
・地球資源が守られる!
・燃費の向上!
・経済的な負担の軽減!
・手軽に充電できる!
・振動・騒音が少ない!静か!
・広い空間の確保が可能に! など
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・車両価格が高い!
・充電をするための設備が整っていない(電動車)!
・1回の充電による走行距離が短い(完全電気自動車)!
・維持費の部品代が比較的割高(ハイブリッド、アイドリングストップ車など) など
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エコカーの種類と比較
エコカーの種類 | ハイブリット車(HV) | プラグインハイブリット(PHV) | 電気自動車(EV) | 燃料電池車(FCV) |
燃料 | ガソリン+電気 | ガソリン+電気 | 電気 | 水素 |
主な車種 | アクア(トヨタ) | アウトランダー(三菱) | リーフ(日産) | ミライ(トヨタ) |
燃費/航続距離 | 37キロ/― | 20.2キロ/60.8キロ | ―/228キロ | ―/650キロ |
参考価格 | 176万円 | 359万円 | 273万円 | 723万円 |
特徴 | ・ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーターで動く ・走る状況に応じて、動力を切り替える ・燃費が良い ・排出ガスや使うガソリン量を大幅に減らす など | ・家庭用のコンセントで充電できる ・新しいスタイルのエコカーとして注目されている ・CO2の排出量はガソリン車の約4割まで低下 ・HV車より長い距離を電気だけで走れる など | ・電気だけで走るため、排気ガスが出ない ・航続距離はガソリン車の半分以下 ・充電場所が限られている など | ・水素と酸素を反応させて作った新しい車 ・排気ガスが出ない ・航続距離が長い ・水素の補給拠点が極めて少ない など |
※燃費はガソリン1ℓで走れる距離です
※航続距離は電気や水素だけで走れる最長距離です
最近は、燃料電池車の話題より、電気自動車の進展や話題をよく聞くように感じます。