■自分でできる点検とは?(H29年6月作成)
どんなにシッカリとメンテナンスを施していても車には必ず寿命が訪れます。しかし、よく点検された車と、そうでない車とでは寿命の違いは大きく、仮に愛車を売ることになった場合も査定額に大きな差が生じます。自分でできる車のメンテナンス方法は特殊な車でない限り、車種やメーカーが変わっても応用できます。
「忙しくて自分で点検する時間がない」という声を多く聞きます。しかし、メンテナンスを怠ることで、修理に膨大な時間とお金がかかり後々後悔するケースは決して少なくはありません。車を定期的に点検し、正しい状態を保つことは運転者として責任であり義務と言えます。車はいつ故障するか分かりません!ここでは無用なトラブルを回避するため、最低限の点検方法、点検箇所についてご説明します。
■メンテナンス方法
1.エンジンルームの確認
ブレーキ液の量
エンジンオイルの量
ウインドウウォッシャー液の量
バッテリー液の量
冷却水の量
2.車のまわりの点検
タイヤの空気圧・亀裂、損傷・溝の状態
各種ランプ(ヘッド・ブレーキ・バック)の点灯
ホイールナット・ボルトの緩み
3.室内の点検
パーキングブレーキ・レバーの引きしろ
ブレーキの効き具合、ブレーキペダルの踏みしろ
ヘッドランプ、ストップランプ、ウィンカーランプの点灯状態
エンジンのかかり具合、異音チェック
ワイパーの動き
ウィンド・ウォッシャ液の噴射具合
4.走行時の点検
エンジンの低速および加速の状態
ブレーキの効き具合
せっかく新車を購入しても定期メンテナンスを怠ることで車の寿命や燃費に悪影響を及ぼします。また、万が一の時、「日常点検をしていて良かった」と必ず思えるはずです。安心・安全なカーライフ、楽しいドライブ生活を送るため日常の点検を忘れずに行いましょう!