■ワイパーについて(H19年2月作成)
ワイパーゴムを取り替えたのにふき取りが悪い、というご相談を受けることがあります。ワイパーはガラスの上の水を均一に伸ばすことで光の乱反射を減らし、外を見やすくしているのですが、何かが均一に伸ばすのを邪魔をしているのです。ゴム以外の主な原因をいくつかご紹介いたします。
ブレードが原因の場合 ゴムを止めているブレードがゆがんでいたりバネの効きが悪くなっていることで水を均一に延ばせなくなっていて筋が付いてしまう場合があります。古くなっていたり雪などをワイパーで動かしてしまったあとなどに良くおきます。気になるようでしたら丸ごと交換をお勧めします。費用は1本1,200円くらいです。 | ||
油膜が付いている ギラギラした感じがしたり、ゴムがひっかかったりする時は、油膜が原因かもしれません。ガラス用のコンパウンドでフロントガラス全体を磨いて油膜をとりのぞきましょう。コンパウンドはホームセンターやカー用品店で1,000円以下で売っています。 | ||
コーティング剤との相性 水を弾く性質のコーティングはワイパーとは基本的に相性が悪いものです。ガラスにゴムが引っかかりやすくなります。また、コーティング剤がはげて来るとワイパーは均等に水を伸ばせなくなり、両方の悪いところが出てしまいます。解決するには一度綺麗にコーティングを剥がした後に、もう一度均一に膜が出来るようにコーティングすることです。コーティングガラス対応のゴムを使うことで良くなることもあります。 | ||
ガラス面が悪い場合 長年の使用でガラスの面が磨り減っているときや傷が付いている時もふき取り不良が起きます。これは起きてからはどうしようも出来ません。ホコリや砂はワイパーを動かす前になるべく取り除くようにすると良いと思います。 |